次の医薬品成分等と、その成分が主として含まれる一般用医薬品の添付文書で「相談すること」と記載されている対象の組合せについ…
医薬品の適正使用と安全対策 第119問
次の医薬品成分等と、その成分が主として含まれる一般用医薬品の添付文書で「相談すること」と記載されている対象の組合せについて、誤っているものを一つ選べ。医薬品成分・薬効群 対象急性のはげしい下痢又は腹痛・腹部タンニン酸アルブミン等の収斂
- (1)膨満感・吐きけ等の症状を伴う下痢の症状がある人成分を主体とする止瀉薬
- (2)グリセリンが配合された浣腸薬 痔出血の症状がある人
- (3)マルツエキス むくみの症状がある人
- (4)かぜ薬 高熱の症状がある人
- (5)抗ヒスタミン成分 排尿困難の症状がある人
正答 (3)
正答は (3)。誤っているのは選択肢3です。
【選択肢3が誤り ―― マルツエキスは新生児への注意】
マルツエキスは、乳幼児の便秘に用いられる比較的作用の穏やかな瀉下成分です。「相談すること」の対象は「1ヶ月未満の乳児(新生児)」で、身体が非常に未熟であり、安易に瀉下薬を使うと脱水症状を引き起こすおそれがあるためです。「むくみ」が対象となるのは、グリチルリチン酸を含む成分です。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。収斂成分を主体とする止瀉薬は、急性のはげしい下痢又は腹痛・腹部膨満感・吐きけ等の症状を伴う下痢がある人では、感染性の下痢などの可能性があるため「相談すること」です。
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(2) 正しい。グリセリンが配合された浣腸薬は、痔出血の症状がある人では、腸管・肛門に損傷があると血管内に入って溶血を起こすおそれがあるため「相談すること」です。
(4) 正しい。かぜ薬は、高熱がある人では、かぜ以外のウイルス性の感染症など重篤な疾患の可能性があるため「相談すること」です。
(5) 正しい。抗ヒスタミン成分は、抗コリン作用で排尿筋の弛緩と括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため、排尿困難の症状がある人は「相談すること」です。
出典:登録販売者試験 令和2年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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