次の成分を含有する医薬品の服用に際し、留意すべきことに関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。…

主な医薬品とその作用 第28問

次の成分を含有する医薬品の服用に際し、留意すべきことに関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。a アセトアミノフェンは、ライ症候群の発生が示唆されており、小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。b ブロモバレリル尿素は、クローン病の既往歴がある人では、疾患の再発を招くおそれがある。c イブプロフェンは、全身性エリテマトーデスの診断を受けた人において無菌性髄膜炎を生じやすい。d ジフェニドール塩酸塩は、緑内障の症状を悪化させるおそれがある。

正答 (2)
正答は (2)。(a)誤、(b)誤、(c)正、(d)正です。 【(a)誤り ―― ライ症候群はサリチル酸系】 ライ症候群の発生が示唆されているのは、サリチル酸系解熱鎮痛成分です。アスピリン(アスピリンアルミニウムを含む)、サザピリン及びサリチル酸ナトリウムは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはなりません。アセトアミノフェンにはこの記載はなく、小児用の製品にも配合されています。 【(b)誤り ―― クローン病の既往はイブプロフェン】 クローン病などの既往歴がある人で再発を招くおそれがあるのは、プロスタグランジンの産生を抑えて消化管粘膜の防御機能を低下させるイブプロフェンなどです。ブロモバレリル尿素は鎮静成分で、眠気や依存性に注意が必要な成分です。
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【(c)正しい ―― イブプロフェンと無菌性髄膜炎】 イブプロフェンは、全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病のある人において無菌性髄膜炎を生じやすいため、使用する前に医師等に相談するなどの対応が必要です。 【(d)正しい ―― ジフェニドール塩酸塩と緑内障】 抗めまい成分のジフェニドール塩酸塩は、抗ヒスタミン成分や抗コリン成分と同様な副作用(排尿困難、散瞳など)を示し、排尿困難の症状がある人や緑内障の診断を受けた人では、その症状を悪化させるおそれがあります。

出典:登録販売者試験 令和8年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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