医薬品と食品の相互作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第29問
医薬品と食品の相互作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 外用薬や注射薬は、その作用や代謝について、食品による影響を受ける可能性はない。b アルコールは、主として肝臓で代謝されるため、酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓の代謝機能が高まっていることが多く、アセトアミノフェンの薬効が強く現れることがある。c 相互作用を回避するには、通常、医薬品を使用している期間やその前後を通じて、その医薬品との相互作用を生じるおそれのある食品の摂取を控えなければならない。d 総合感冒薬とコーヒーを一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取となることがある。
- (1)a: 誤 b: 誤 c: 正 d: 正
- (2)a: 正 b: 正 c: 誤 d: 正
- (3)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (4)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 誤
正答 (1)
正答は (1)。a 誤、b 誤、c 正、d 正 です。
【(a)誤り ―― 外用薬や注射薬も影響を受けることがある】
外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性があります。
【(b)誤り ―― アセトアミノフェンは効きにくくなる】
アルコールは主として肝臓で代謝されるため、酒類をよく摂取する者では肝臓の代謝機能が高まっていることが多くなります。その結果、肝臓で代謝されるアセトアミノフェンなどでは、通常よりも代謝されやすくなり、体内から医薬品が速く消失して十分な薬効が得られなくなることがあります。「薬効が強く現れる」は逆です。
解説の続きをみる続きを閉じる
なお、代謝によって産生する物質(代謝産物)に薬効があるものの場合には作用が強く出過ぎたり、代謝産物が人体に悪影響を及ぼす医薬品の場合は副作用が現れやすくなったりします。
【(c)正しい】
相互作用を回避するには、ある医薬品を使用している期間やその前後を通じて、その医薬品との相互作用を生じるおそれのある医薬品や食品の摂取を控えなければならないのが通常です。
【(d)正しい】
カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するため、それらを含む医薬品と食品を一緒に服用すると過剰摂取となるものがあります。総合感冒薬とコーヒーの組み合わせはその代表例です。
出典:登録販売者試験 令和7年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「医薬品に共通する特性と基本的な知識」のほかの問題
- 令和8年度 第29問医薬品と食品の相互作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 令和8年度 第35問医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 令和6年度 第21問医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 令和6年度 第27問医薬品の使用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- 令和6年度 第33問医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 令和6年度 第39問ヒト免疫不全ウイルス(HIV)訴訟に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
スポンサーリンク

