以下の成分のうち、それを含有する一般用医薬品の添付文書の「次の症状がある人は使用(服用)しないこと」に「胃酸過多」と記載…
医薬品の適正使用と安全対策 第44問
以下の成分のうち、それを含有する一般用医薬品の添付文書の「次の症状がある人は使用(服用)しないこと」に「胃酸過多」と記載されるものとして、正しいものを一つ選びなさい。
- (1)リドカイン
- (2)オキセサゼイン
- (3)カフェイン
- (4)インドメタシン
- (5)アセトアミノフェン
正答 (3)
正答は (3)。カフェインです。
【なぜカフェインが「胃酸過多」なのか】
カフェインには、胃液の分泌を亢進させる作用があります。そのため、もともと胃酸が過剰に出ている人が使うと、症状を悪化させるおそれがあります。
記載の内容 …… 「次の症状がある人は使用(服用)しないこと」の「胃酸過多」の項に、カフェイン、無水カフェイン、カフェインクエン酸塩等のカフェインを含む成分が挙げられます。
理由 …… 「カフェインが胃液の分泌を亢進し、症状を悪化させるおそれがあるため」。
眠気防止薬のほか、かぜ薬や解熱鎮痛薬、鎮暈薬など、カフェインは幅広く配合されているので、重複に注意してください。
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【カフェインに関する、その他の主な注意】
心臓病の診断を受けた人 …… 「してはいけないこと」。
心筋を興奮させ、循環器系に負担をかけるためです。
胃潰瘍の診断を受けた人 …… 「してはいけないこと」
(カフェインを主薬とする眠気防止薬)。
授乳中の人 …… 乳汁中に移行し、
乳児の体内に蓄積して頻脈や不眠等を引き起こすことがあります。
連用に関する注意 …… 眠気防止薬では、
1日摂取量がカフェインとして500ミリグラム、1回200ミリグラムを超えないこととされています。
【他の選択肢がなぜ違うのか】
(1)リドカイン …… 局所麻酔成分です。
外用の痔疾用薬や歯痛薬などに配合されます。
ショックを起こしたことがある人への注意はありますが、「胃酸過多」とは結びつきません。
(2)オキセサゼイン …… こちらも局所麻酔成分ですが、
胃腸鎮痛鎮痙薬に内服で用いられる点が特徴です。
胃液分泌を抑える方向に働き、注意は「15歳未満の小児、妊婦は使用しないこと」です。
(3)が正答です。
(4)インドメタシン …… 非ステロイド性抗炎症成分。
外用で用いられ、「15歳未満(または11歳未満)の小児」への使用を避ける注意があります。
(5)アセトアミノフェン …… 解熱鎮痛成分。
胃への負担が比較的小さいことが特徴で、注意の中心は肝機能障害と、過量服用の回避です。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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