漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第96問
漢方処方製剤に関する以下の記述について、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 漢方処方製剤の多くは、処方に基づく生薬混合物の浸出液を濃縮して調製された乾燥エキス製剤を散剤等に加工して市販されている。イ 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれ、漢方薬と同じである。ウ 漢方処方製剤は、患者の「証」に合ったものが選択されれば、効果が期待できるが、合わないものが選択されたとしても、副作用を招きにくいとされている。エ 漢方処方は処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものである。
- (1)(ア、ウ)
- (2)(ア、エ)
- (3)(イ、ウ)
- (4)(イ、エ)
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(ア、エ)です。
【ア 正しい ―― 乾燥エキス製剤が多い】
現代では、漢方処方製剤の多くは、処方に基づく生薬混合物の浸出液を濃縮して調製された乾燥エキス製剤を散剤等に加工して市販されています。軟エキス剤、伝統的な煎剤用の刻み生薬の混合物、処方に基づいて調製された丸剤等も存在します。
【イ 誤り ―― 中薬と漢方薬は別物】
現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれ、漢方薬とは明らかに別物です。漢方医学は古来に中国から伝わり、日本において発展してきた日本の伝統医学です。
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【ウ 誤り ―― 証に合わないと副作用を招きやすい】
漢方処方製剤は、患者の「証」に合ったものが選択されれば効果が期待できますが、合わないものが選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作用を招きやすくなります。
【エ 正しい ―― 処方自体が一つの有効成分】
漢方処方は、処方全体としての適用性等、その性質からみて処方自体が一つの有効成分として独立したものという見方をすべきものです。そのため、構成生薬の作用を個別に挙げて効能効果を説明する広告は不適当とされています。
出典:登録販売者試験 令和2年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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