止瀉薬の配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第74問
止瀉薬の配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から精製された成分であるため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要がある。
- (2)ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食あたりや水あたりによる下痢については適用対象でない。
- (3)タンニン酸ベルベリンは、抗菌作用を持つタンニン酸と収斂作用を持つベルベリンの化合物であり、消化管内ではタンニン酸とベルベリンに分かれて、それぞれ止瀉に働くことを期待して用いられる。
- (4)リン酸水素カルシウムは、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させることを目的として配合されている。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
【(3)が誤り ―― 作用が逆】
タンニン酸ベルベリンは、タンニン酸(収斂作用)とベルベリン(抗菌作用)の化合物で、消化管内ではタンニン酸とベルベリンに分かれて、それぞれ止瀉に働くことを期待して用いられます。設問は「抗菌作用」と「収斂作用」を入れ替えています。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。タンニン酸アルブミンに含まれるアルブミンは、牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)から
精製された成分で、牛乳にアレルギーがある人では使用を避ける必要があります。
(2) 正しい。ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、
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寝冷えによる下痢の症状に用いられ、食あたりや水あたりによる下痢は適用対象ではありません。
(4) 正しい。沈降炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、
天然ケイ酸アルミニウムなどは、腸管内の異常発酵などで生じた有害な物質を吸着させる目的で配合されます。
出典:登録販売者試験 令和7年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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