鎮咳去痰薬に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第72問
鎮咳去痰薬に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- (1)クレゾールスルホン酸カリウムは、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させる。
- (2)エチルシステイン塩酸塩は、気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す。
- (3)カルボシステインは、線毛運動促進作用を示す。
- (4)デキストロメトルファンフェノールフタリン塩は、主にトローチ剤・ドロップ剤に配合される鎮咳成分である。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
【(4) 正しい ―― デキストロメトルファンフェノールフタリン塩】
デキストロメトルファンフェノールフタリン塩は、非麻薬性鎮咳成分で、主にトローチ剤・ドロップ剤に配合されます。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。クレゾールスルホン酸カリウムは、グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウムと同様に、気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す去痰成分です。痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させるのは、エチルシステイン塩酸塩、メチルシステイン塩酸塩、カルボシステイン等です。
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(2) 誤り。エチルシステイン塩酸塩は、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させる成分です。気道粘膜からの粘液の分泌を促進するのはクレゾールスルホン酸カリウム等です。(1)と(2)は説明を入れ替えた記述です。
(3) 誤り。カルボシステインは、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させるほか、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする成分です。分泌促進作用・溶解低分子化作用とともに線毛運動促進作用を示すのは、ブロムヘキシン塩酸塩です。
出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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