循環器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…
人体の働きと医薬品 第36問
循環器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
- (1)心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしやすい。
- (2)鬱血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肝臓に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患である。
- (3)高血圧や心臓病等、循環器系疾患の診断を受けている人は、心臓や血管に悪影響を及ぼす可能性が高い医薬品を使用してはならない。
- (4)循環器系に現れる副作用に関する使用上の注意に留意して医薬品を適正に使用した場合であっても、動悸(心悸亢進)や一過性の血圧上昇、顔のほてりを生じることがある。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
【(2) 誤り ―― 鬱血性心不全で血液が貯留するのは「肺」】
鬱血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患です。息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳とピンク色の痰などを認めた場合は、鬱血性心不全の可能性を疑い、早期に医師の診療を受ける必要があります。「肝臓」は誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしやすいとされています。
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(3) 正しい。高血圧や心臓病等、循環器系疾患の診断を受けている人は、心臓や血管に悪影響を及ぼす可能性が高い医薬品を使用してはなりません。使用禁忌となっていなくても、使用の可否を慎重に判断すべき医薬品は「相談すること」の項で注意喚起されています。
(4) 正しい。これらの点に留意して医薬品を適正に使用した場合であっても、動悸(心悸亢進)や一過性の血圧上昇、顔のほてり等を生じることがあります。これらの症状が現れたときは、重篤な症状への進行を防止するため、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が必要です。
出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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