皮膚に用いる薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第91問
皮膚に用いる薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中0.025mgを超えて含有する製品では、特に長期連用を避ける必要がある。イ ブフェキサマクの末梢組織(患部局所)におけるプロスタグランジンの産生を抑える作用については必ずしも明らかにされておらず、炎症を生じた組織に働いて、細胞膜の安定化、活性酸素の生成抑制などの作用により、抗炎症作用を示すと言われている。ウ インドメタシンには、殺菌作用があり、皮膚感染症に対して効果がある。エ 非ステロイド性抗炎症成分のケトプロフェンは、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、使用を避けるべきである。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 誤 エ: 誤
- (2)ア: 正 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 正
- (3)ア: 誤 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 誤 エ: 正
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 正 エ: 誤
正答 (2)
正答は (2)。ア: 正、イ: 誤、ウ: 誤、エ: 正 の組み合わせです。
【ア 正しい ―― 0.025mgを超える製品は特に長期連用を避ける】
ステロイド性抗炎症成分をコルチゾンに換算して1g又は1mL中0.025mgを超えて含有する製品では、特に長期連用を避ける必要があります。
【イ 誤り ―― それはウフェナマートの説明】
「末梢組織(患部局所)におけるプロスタグランジンの産生を抑える作用については必ずしも明らかにされておらず、炎症を生じた組織に働いて、細胞膜の安定化、活性酸素の生成抑制などの作用により、抗炎症作用を示す」とされるのは、ウフェナマートです。ブフェキサマクは、2010年に欧州医薬品庁の諮問委員会が重篤な接触性アレルギー反応のリスクが高いと結論付けたことを受け、日本でも自主的な取り組みとして販売が終了された成分です。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ウ 誤り ―― インドメタシンに殺菌作用はない】
インドメタシン、ケトプロフェン、フェルビナク、ピロキシカム等の非ステロイド性抗炎症成分には殺菌作用はないため、皮膚感染症に対しては効果がありません。痛みや腫れを鎮めることで、かえって皮膚感染が自覚されにくくなる(不顕性化する)おそれがあるため、みずむし、たむし等又は化膿している患部への使用は避ける必要があります。
【エ 正しい ―― 妊婦は使用を避ける】
外用の非ステロイド性抗炎症成分は、吸収された成分の一部が循環血液中に入る可能性があり、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、胎児への影響を考慮して使用を避けるべきとされています。
出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
「主な医薬品とその作用」のほかの問題
- 令和4年度 第71問鎮咳去痰薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ
- 令和5年度 第70問口腔咽喉薬、含嗽薬及びそれらの配合成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを
- 令和6年度 第70問呼吸器官に作用する一般用医薬品に配合される成分とその主な作用との関係について、正しい組み
- 令和7年度 第69問以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。
- 令和元年度 第68問以下の生薬成分のうち、眠気を促す薬に含まれるものの組み合わせを下から一つ選びなさい。
- 令和2年度 第67問以下のかぜの症状の緩和に用いられる漢方処方製剤のうち、構成生薬としてカンゾウ及びマオウの
スポンサーリンク

