みずむし及び抗真菌作用を有する配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第92問

みずむし及び抗真菌作用を有する配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア みずむしは、皮膚糸状菌という真菌類の一種が皮膚に寄生することによって起こる深在性真菌感染症である。イ 白癬患部が化膿している場合には、抗菌成分を含んだ外用剤を使用する等、抗真菌薬は、化膿が治まってから使用することが望ましい。ウ 生薬成分であるモクキンピ(アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬)のエキスは、皮膚糸状菌の増殖を抑える作用を期待して用いられる。エ イミダゾール系抗真菌成分には、主にオキシコナゾール硝酸塩、ビホナゾール、テルビナフィン塩酸塩が含まれる。

正答 (4)
正答は (4)。ア: 誤、イ: 正、ウ: 正、エ: 誤 の組み合わせです。 【ア 誤り ―― みずむしは「表在性」真菌感染症】 みずむしは、皮膚糸状菌(白癬菌)という真菌類の一種が皮膚に寄生することによって起こる疾患(表在性真菌感染症)です。「深在性」は誤りです。 【イ 正しい ―― 化膿していれば先に抗菌】 患部が化膿している場合には、抗菌成分を含んだ外用剤を使用するなどして、化膿が治まってから抗真菌薬を使用することが望ましいとされています。 【ウ 正しい ―― モクキンピ】 生薬成分として、モクキンピ(アオイ科のムクゲの幹皮を基原とする生薬)のエキスも、皮膚糸状菌の増殖を抑える作用を期待して用いられます。
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【エ 誤り ―― テルビナフィン塩酸塩は「アリルアミン系」】 イミダゾール系抗真菌成分には、オキシコナゾール硝酸塩、ネチコナゾール塩酸塩、ビホナゾール、スルコナゾール硝酸塩、エコナゾール硝酸塩、クロトリマゾール、ミコナゾール硝酸塩、チオコナゾール等があります。テルビナフィン塩酸塩はイミダゾール系ではなく、アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩とともに別に分類される抗真菌成分で、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑えます。

出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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