皮膚に用いる薬及び殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第90問

皮膚に用いる薬及び殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 火傷(熱傷)や化膿した創傷面の消毒、口腔内の殺菌・消毒を目的とする製品は、医薬部外品のみ製造販売が認められている。イ オキシドール(過酸化水素水)は、一般細菌類、真菌類、結核菌、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。ウ ヨードチンキは、化膿している部位ではかえって症状を悪化させるおそれがある。エ クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。

正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(ウ、エ)です。 【ア 誤り ―― 医薬品としてのみ認められている】 殺菌消毒薬のうち、配合成分やその濃度、効能・効果等があらかじめ定められた範囲内である製品は、医薬部外品(きず消毒保護剤等)として製造販売されています。しかし、火傷(熱傷)や化膿した創傷面の消毒、口腔内の殺菌・消毒などを併せて目的とする製品については、医薬品としてのみ認められています。 【イ 誤り ―― オキシドールは一般細菌類の一部のみ】 オキシドール(過酸化水素水)は、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示しますが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がありません。作用は過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化と、発生する酸素による泡立ちによる物理的な洗浄効果であるため、作用の持続性は乏しく、組織への浸透性も低いとされています。
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【ウ 正しい ―― ヨードチンキ】 ヨードチンキは、ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、皮膚刺激性が強く、粘膜(口唇等)や目の周りへの使用は避ける必要があります。また、化膿している部位では、かえって症状を悪化させるおそれがあります。 【エ 正しい ―― クロルヘキシジングルコン酸塩】 クロルヘキシジングルコン酸塩、クロルヘキシジン塩酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示しますが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はありません。

出典:登録販売者試験 令和3年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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