皮膚に用いるステロイド性抗炎症成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。…
主な医薬品とその作用 第91問
皮膚に用いるステロイド性抗炎症成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。ア デキサメタゾンやフェルビナクは、ステロイド性抗炎症成分に分類される。イ ステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象として用いられる。ウ ステロイド性抗炎症成分は、外用の場合は末梢組織(患部局所)における炎症を抑える作用を示し、特に、痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として用いられる。エ ステロイド性抗炎症成分は、末梢組織の免疫機能を低下させる作用を示すことから、水痘(水疱瘡)、みずむし、たむしや化膿している患部に使用すると症状を悪化させるおそれがある。
- (1)(ア、イ)
- (2)(ア、エ)
- (3)(イ、ウ)
- (4)(ウ、エ)
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(ウ)と(エ)です。
【(ア)が誤り ―― フェルビナクは非ステロイド性】
デキサメタゾン、プレドニゾロン酢酸エステル、ヒドロコルチゾン等はステロイド性抗炎症成分ですが、フェルビナクは、インドメタシン、ケトプロフェン等と同じ非ステロイド性抗炎症成分です。
【(イ)が誤り ―― 広範囲・慢性には使わない】
ステロイド性抗炎症成分は、好ましくない作用として末梢組織の免疫機能を低下させる作用も示すため、主に湿疹・皮膚炎などの一時的な皮膚症状の緩和を目的とするもので、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象とするものではありません。
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【(ウ)正しい ―― 患部局所の炎症を抑える】
外用の場合は末梢組織(患部局所)における炎症を抑える作用を示し、特に、痒みや発赤などの皮膚症状を抑えることを目的として用いられます。
【(エ)正しい ―― 感染症の患部には使わない】
末梢組織の免疫機能を低下させる作用を示すため、水痘(水疱瘡)、みずむし、たむし等又は化膿している患部に使用すると、細菌等の感染に対する抵抗力を弱めて症状を悪化させるおそれがあります。
出典:登録販売者試験 令和4年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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