鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

主な医薬品とその作用 第68問

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア ジメンヒドリナートは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的で用いられる。イ プロメタジン塩酸塩等のプロメタジンを含む成分については、外国において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要がある。ウ スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、乗物酔い防止に古くから用いられている抗コリン成分で、消化管からよく吸収され、肝臓で速やかに代謝される。エ 3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、乗物酔い防止薬に3歳未満の乳幼児向けの製品はない。

正答 (3)
正答は (3)。誤りはアだけで、イ・ウ・エは正しい記述です。 【(ア)が誤り ―― これはアミノ安息香酸エチルの説明】 胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑える目的で配合されるのは、局所麻酔成分のアミノ安息香酸エチルです。ジメンヒドリナートは、ジフェンヒドラミンテオクル酸塩の一般名で、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分です。 【(イ)正しい】 プロメタジンを含む成分は、外国で乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告があるため、15歳未満の小児では使用を避ける必要があります。
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【(ウ)正しい】 スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、乗物酔い防止に古くから用いられている抗コリン成分です。消化管からよく吸収され、他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすいとされますが、肝臓で速やかに代謝されてしまうため、抗ヒスタミン成分などと比べて作用の持続時間は短いとされます。 【(エ)正しい】 3歳未満では乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、乗物酔い防止薬に3歳未満の乳幼児向けの製品はありません。

出典:登録販売者試験 令和7年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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