健康食品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第3問

健康食品に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 健康増進や維持の助けとなる食品は一般的に「健康食品」と呼ばれ、広く使用されている。b 健康補助食品(いわゆるサプリメント)には、カプセル、錠剤等の医薬品と類似した形状で発売されているものも多く、誤った使用法により健康被害を生じた例も報告されている。c 「機能性表示食品」は、疾病に罹患していない者の健康の維持及び増進に役立つ旨又は適する旨(疾病リスクの低減に係るものを除く。)を表示するものである。d いわゆる健康食品は、安全性や効果を担保する科学的データの面で医薬品とは異なるものであり、医薬品を扱う者にとって、消費者に指導・説明を行う対象ではない。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(a)(b)(c)です。 【(a)正しい ―― 「健康食品」は法律上の用語ではない】 健康増進や維持の助けとなる食品が広く「健康食品」と呼ばれています。これは通称であって、医薬品のような承認制度があるわけではありません。 【(b)正しい ―― 形が医薬品に似ていることが危険を生む】 カプセルや錠剤の形をしているため、利用者が医薬品と同じ感覚で使い、過剰摂取や医薬品との相互作用による健康被害が報告されています。 【(c)正しい ―― 機能性表示食品の定義】 保健機能食品の3つを区別して覚えましょう。
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特定保健用食品 …… 国の審査を受け、許可を得て表示する。効果の科学的根拠を個別に審査 栄養機能食品 …… 定められた栄養成分の量を満たせば、国への届出なしで規格基準に沿って表示できる 機能性表示食品 …… 事業者の責任で科学的根拠を消費者庁長官へ届け出る。許可ではない 機能性表示食品は「疾病に罹患していない者」の健康の維持・増進に役立つ旨の表示であり、疾病リスクの低減に係るものは除かれます。ここは条文どおりの記述です。 【(d)が誤り ―― 指導・説明の対象から外してはいけない】 いわゆる健康食品は、医薬品との相互作用や過剰摂取の問題を起こし得ます。医薬品を扱う専門家は、購入者が健康食品を利用しているかどうかも確認し、必要な指導・説明を行う立場にあります。「対象ではない」と切り捨てる記述は誤りです。

出典:登録販売者試験 令和3年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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