一般用検査薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第100問
一般用検査薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a 一般の生活者が正しく用いて原因疾患を把握し、一般用医薬品による速やかな治療につなげることを目的として用いられる。b 検査薬は、対象とする生体物質を特異的に検出するように設計されているが、検体中の対象物質の濃度が極めて低い場合には検出反応が起こらずに陰性の結果が出る場合がある。c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。d 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b)(d)です。
【(a)が誤り ―― 目的は早期発見】
一般用検査薬は、一般の生活者が正しく用いて健康状態を自己検査し、疾病を早期発見するために用いられます。
なぜ「治療につなげる」が誤りか ……
検体中の対象物質の有無や濃度を調べるだけなので、疾病の有無や種類を判断することはできません。
結果が陽性であれば速やかに医師の診断を受けます。
一般用医薬品による治療につなげるものではありません。
一般用検査薬として認められるもの ……
検体の採取に身体への直接の危険を伴わないもの。
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尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など。
血液を検体とするものや、悪性腫瘍、遺伝性疾患など
重大な疾患の診断に関係するものは一般用検査薬の対象外です。
【(b)正しい ―― 偽陰性】
検体中の対象物質の濃度が極めて低い場合には、検出反応が起こらずに陰性の結果が出ることがあります。
偽陽性と偽陰性 ……
偽陰性 …… 検体中に対象物質が存在するのに
陰性となること
偽陽性 …… 検体中に対象物質が存在しないのに
陽性となること
【(c)が誤り ―― 早朝尿は尿タンパクのほう】
尿糖検査の場合は、食後1~2時間等、検査薬の使用方法に従って検体を採取します。
検体の採り方 ……
尿タンパク …… 原則として早朝尿(起床直後の尿)
尿糖 …… 食後1~2時間等、使用方法に従う
両方を同時に調べる場合 …… 早朝尿を検体とするが、
尿糖が検出された場合には食後の尿について改めて検査する
共通の注意 ……
激しい運動の直後は避けます。
採尿は中間尿を採取します。
【(d)正しい ―― 概ね1週目以降】
一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されています。
検出の仕組み ……
尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)を検出します。
検査薬の検出感度は実際に妊娠が成立してから
4週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としています。
出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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