殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第99問

殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 殺虫剤・忌避剤のうち、原液を用時希釈して用いるもの、長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させる又は一度に大量の殺虫成分を放出させるもの等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品については医薬品又は医薬部外品として扱われる。b 忌避剤は人体に直接使用されるが、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。c ハエの幼虫(ウジ)が人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えるハエ蛆症と呼ばれる症状がある。d ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻蒸処理による殺虫効果は高い。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(b)(c)です。 【(a)が誤り ―― 医薬部外品ではなく医薬品】 人体に対する作用が緩和とはいえない製品は、医薬品として扱われます。医薬部外品ではありません。 区分の分かれ目 …… 医薬部外品 …… 人体に対する作用が緩和なもの。          ハエ、ダニ、蚊等の駆除・防止を目的とし、直接人体に対して使用されないもの 医薬品   …… 原液を用時希釈して用いるもの、          長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させるもの、一度に大量の殺虫成分を放出させるもの、劇薬に該当するもの
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【(b)正しい ―― 忌避剤は痒みを和らげない】 忌避剤は人体に直接使用されますが、蚊やノミ等が人体に取り付いて吸血したり、病原細菌等を媒介したりするのを防止するものであり、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はありません。 つまり …… 忌避剤は「寄せつけない」ための薬であって、刺された後の薬ではありません。 刺された後の痒みには外用鎮痒消炎薬を使います。 【(c)正しい ―― ハエ蛆症】 ハエの幼虫(ウジ)が人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与える症状です。 ハエによる害 …… 赤痢菌、チフス菌、コレラ菌等の病原菌、皮膚疾患、赤痢アメーバ、寄生虫卵、ポリオウイルスの伝播。 【(d)が誤り ―― 卵には効かない】 ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、燻蒸処理しても殺虫効果を示しません。 対処 …… 3週間位後にもう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆除する必要があります。

出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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