次の表は、ある一般用医薬品のかぜ薬(総合感冒薬)に含まれている成分の一覧である。このかぜ薬に関する次の記述のうち、正しい…

主な医薬品とその作用 第62問

次の表は、ある一般用医薬品のかぜ薬(総合感冒薬)に含まれている成分の一覧である。このかぜ薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。3錠中グアイフェネシン 60mgジヒドロコデインリン酸塩 8mgdl-メチルエフェドリン塩酸塩 20mgアセトアミノフェン 300mgクロルフェニラミンマレイン酸塩 2.5mg無水カフェイン 25mgリボフラビン 4mga グアイフェネシンは、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として配合されている。b ジヒドロコデインリン酸塩は、長期連用や大量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感等が現れることがある。c アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。d クロルフェニラミンマレイン酸塩は、去痰作用を目的として配合されている。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(b)(c)の2つです。 成分一覧の表から、このかぜ薬にはグアイフェネシン、ジヒドロコデインリン酸塩、アセトアミノフェン、クロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されていると読み取れます。それぞれの働きを正しく結び付けられるかが問われています。 【(a)が誤り ―― グアイフェネシンは去痰成分】 グアイフェネシンは気道粘膜からの粘液の分泌を促進する去痰成分です。鼻汁分泌やくしゃみを抑えるのは、クロルフェニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミン成分や、ベラドンナ総アルカロイド等の抗コリン成分です。
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【(b)正しい ―― ジヒドロコデインの依存性】 麻薬性鎮咳成分で、長期連用や大量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感等が現れることがあり、薬物依存につながるおそれがあります。 その他の重要な注意 …… 12歳未満の小児には使用禁忌。 授乳中の人は服用しないか授乳を避けること。 胃腸の運動を低下させるため便秘を生じやすい。 濫用等のおそれのある医薬品の成分にも指定されています。 【(c)正しい ―― アセトアミノフェンは中枢作用】 主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できません。他の解熱鎮痛成分に比べて胃腸障害が少ないのが特徴ですが、アルコールとの併用で肝障害を起こしやすくなります。 【(d)が誤り ―― クロルフェニラミンは抗ヒスタミン成分】 クロルフェニラミンマレイン酸塩は、ヒスタミンの働きを抑えてくしゃみや鼻汁を抑える抗ヒスタミン成分です。去痰作用はありません。眠気を生じるため、服用後は乗物又は機械類の運転操作を避けてください。

出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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