内服アレルギー用薬に用いられる抗ヒスタミン成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第84問

内服アレルギー用薬に用いられる抗ヒスタミン成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 内服薬として摂取された抗ヒスタミン成分は、吸収されて循環血流に入り全身的に作用する。b メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがある。c ジフェンヒドラミン塩酸塩は、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。d 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すため、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある。

正答 (5)
正答は (5)。(d)だけが誤りです。 【(a)正しい ―― 内服は全身的に作用】 内服薬として摂取された抗ヒスタミン成分は、吸収されて循環血流に入り全身的に作用します。 点鼻薬との違い …… 鼻炎用点鼻薬は局所的な作用を目的としますが、鼻粘膜から吸収されて全身的な影響を生じることがあります。 【(b)正しい ―― メキタジンの重篤な副作用】 メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血小板減少を生じることがあります。 【(c)正しい ―― 乳児の昏睡】
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ジフェンヒドラミン塩酸塩は、その一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を生じるおそれがあります。母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避けます。 乳汁移行で問われる成分 …… ジフェンヒドラミン塩酸塩 …… 乳児に昏睡 ロートエキス …… 乳児に頻脈。母乳が出にくくなる センノシド、ダイオウ …… 乳児に下痢 アミノフィリン水和物、テオフィリン …… 乳児に神経過敏 【(d)が誤り ―― 抗アドレナリンではなく抗コリン】 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に抗コリン作用も示します。そのため、排尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れます。 抗コリン作用で起こること …… 排尿困難、口渇、便秘、目のかすみ、異常なまぶしさ、眼圧の上昇。 前立腺肥大による排尿困難や緑内障の人では症状の悪化を招くおそれがあります。

出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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