一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第100問

一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 生体から採取された検体には、予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても偽陰性・偽陽性を完全に排除することは困難である。b 尿糖・尿タンパク検査薬は、長い間尿に浸していると検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがある。c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。d 妊娠検査薬は、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、又は低い場合にも、正確な検査結果が得られないことがある。

正答 (3)
正答は (3)。(c)だけが誤りです。 【(a)正しい ―― 偽陰性・偽陽性は排除できない】 生体から採取された検体には、予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても偽陰性・偽陽性を完全に排除することは困難です。 二つの語 …… 偽陰性 …… 検体中に       対象物質が存在するのに陰性となること 偽陽性 …… 検体中に       対象物質が存在しないのに陽性となること だから …… 一般用検査薬は疾病の有無や種類を判断するものではなく、健康状態を自己検査し、疾病を早期発見するためのものです。
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【(b)正しい ―― 長く浸さない】 尿糖・尿タンパク検査薬は、長い間尿に浸していると検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがあります。 採尿の仕方 …… 中間尿を採取します。 出始めの尿では尿道や外陰部に付着した細菌、分泌物等が混入することがあるためです。 【(c)が誤り ―― 二つが入れ替わっている】 正しくは次のとおりです。 尿タンパク検査 …… 原則として         早朝尿(起床直後の尿)を検体とする 尿糖検査 …… 食後1~2時間等、        検査薬の使用方法に従う 尿糖・尿タンパク同時検査 ……         早朝尿を検体とするが、尿糖が検出された場合には食後の尿について改めて検査する 設問は尿糖に早朝尿、尿タンパクに食後を当てており、そっくり入れ替わっています。 なお …… 激しい運動の直後は尿タンパク検査では避けます。 運動によって一時的にタンパクが出るためです。 【(d)正しい ―― 室温の影響】 妊娠検査薬は、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、又は低い場合にも、正確な検査結果が得られないことがあります。 妊娠検査薬に影響するもの …… 検査の時期 …… 月経予定日が過ぎて        概ね1週目以降 検体の採取時期 …… 早朝尿が          適しているが、尿が濃すぎるとかえって正確な結果が得られないこともある 検査薬の取扱い、検体の取扱い 検査薬の反応時間 温度の影響 本来の目的以外の使用 医薬品の影響 …… ホルモン剤を         使用している人では正確な結果が得られない         ことがある

出典:登録販売者試験 令和6年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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