解熱鎮痛薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第64問

解熱鎮痛薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a アスピリンは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。b アスピリンには、血液を凝固しにくくさせる作用があり、医療用医薬品として、血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている。c ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。d 疎経活血湯は、体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの冷え症、腰痛、下腹部痛等に適すとされる。

正答 (1)
正答は (1)。(d)だけが誤りです。 【(a)正しい ―― アスピリンと15歳未満】 アスピリンは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはなりません。 理由 …… ライ症候群の発生が示唆されているためです。 同じ扱いの成分 …… アスピリンアルミニウム、サザピリン、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、サリチル酸ナトリウム。 (イブプロフェンも15歳未満は使用しないが、理由は一般用医薬品では小児向けの製品がないため) 「相談すること」のほう ……
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サリチルアミド、エテンザミドは、15歳未満の小児で水痘(水ぼうそう)もしくはインフルエンザにかかっている 又はその疑いのある場合に相談することとされています。 「使用しないこと」とは段階が違います。 【(b)正しい ―― 血栓予防薬としての用途】 アスピリンには血液を凝固しにくくさせる作用があり、医療用医薬品として、血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられています。 一般用医薬品での注意 …… 出産予定日12週以内の妊婦は使用しないこととされています。 分娩時出血の増加のおそれがあるためです。 【(c)正しい ―― ボウイ】 ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられます。 解熱鎮痛薬の生薬 …… ジリュウ …… フトミミズ科の       内部を除いたもの。       古くから「熱さまし」として用いられてきた シャクヤク …… ボタン科のシャクヤクの根。        鎮痛鎮痙、鎮静 ボウイ …… 鎮痛、尿量増加(利尿) カノコソウ …… 鎮静 ショウキョウ、ケイヒ …… 発汗を促して            解熱を助ける 【(d)が誤り ―― 当帰四逆加呉茱萸生姜湯の説明】 「体力中等度以下で、手足の冷えを感じ、下肢の冷えが強く、下肢又は下腹部が痛くなりやすいものの冷え症、腰痛、下腹部痛等」は当帰四逆加呉茱萸生姜湯の説明です。 疎経活血湯とは …… 体力中等度で、痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に適すとされます。 不向きな人 …… 胃腸が弱く 下痢しやすい人では、消化器系の副作用 (食欲不振、胃部不快感等)が現れやすいとされます。

出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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