点眼薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第84問

点眼薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、人工涙液、一般点眼薬、アレルギー用点眼薬、コンタクトレンズ装着液に大別される。b コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない。c 点眼後は、しばらく眼瞼(まぶた)を閉じて、薬液を結膜嚢内に行き渡らせる。その際、目尻を押さえると、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的とされている。d 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものもあり、目のかすみが緑内障による症状であった場合には改善効果が期待できる。

正答 (4)
正答は (4)。正しいのは(b)だけです。 【(a)が誤り ―― 4つの分類が違う】 一般用医薬品の点眼薬は、主たる配合成分から人工涙液、一般点眼薬、抗菌性点眼薬、アレルギー用点眼薬に大別されます。コンタクトレンズ装着液はこの分類に含まれません。 コンタクトレンズ装着液について …… ソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズの装着を容易にするもので、あらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準に適合するものは医薬部外品として認められています。 【(b)正しい ―― 装用したままの点眼】
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コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトかハードかに関わらず、添付文書に使用可能と記載されていない限り行うべきではありません。 理由 …… 特にソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤(ベンザルコニウム塩化物等)が吸着されて角膜に障害を引き起こす原因となるおそれがあります。 1滴の量は約50マイクロリットルで、結膜嚢の容積は30マイクロリットル程度なので、1度に2滴も3滴も点眼しても効果は増しません。 【(c)が誤り ―― 押さえるのは「目頭」】 点眼後は、しばらく眼瞼を閉じて薬液を結膜嚢内に行き渡らせます。その際に押さえるのは目頭です。目尻ではありません。目頭には鼻涙管の入口があり、ここを押さえることで薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防げます。 【(d)が誤り ―― 緑内障は治せない】 緑内障の症状を改善できる一般用医薬品の点眼薬はありません。目のかすみが緑内障による症状であった場合には改善効果が期待できず、却って症状を悪化させるおそれもあります。目のかすみが長く続く場合は受診を勧めてください。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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