鎮咳去痰薬に配合される生薬成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…
主な医薬品とその作用 第70問
鎮咳去痰薬に配合される生薬成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a ゴミシは、マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬で、鎮咳作用を期待して用いられる。b キキョウは、ユリ科のジャノヒゲの根の膨大部を基原とする生薬で、鎮咳、去痰、滋養強壮等の作用を期待して用いられる。c セキサンは、ヒガンバナ科のヒガンバナ鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。d バクモンドウは、ヒメハギ科のイトヒメハギの根を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(b、c)
- (4)(b、d)
- (5)(c、d)
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の2つです。
【(a)正しい ―― ゴミシ】
マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬で、鎮咳作用を期待して用いられます。滋養強壮保健薬にも用いられます。
【(b)が誤り ―― これはバクモンドウの説明】
ユリ科のジャノヒゲの根の膨大部を基原とし、鎮咳、去痰、滋養強壮等の作用を期待して用いられるのはバクモンドウです。
キキョウとは …… キキョウ科のキキョウの根を基原とする生薬で、痰又は痰を伴う咳に用いられます。
【(c)正しい ―― セキサン】
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ヒガンバナ科のヒガンバナの鱗茎を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられます。セキサンのエキスは「白色濃厚セキサノール」とも呼ばれます。
【(d)が誤り ―― これはオンジの説明】
ヒメハギ科のイトヒメハギの根を基原とし、去痰作用を期待して用いられるのはオンジです。バクモンドウはユリ科のジャノヒゲの根の膨大部です。設問は(b)と(d)で生薬を回り持ちにしています。
注意すべき生薬 ……
セネガ及びオンジは、糖尿病の検査値に影響することがあります
(尿糖検査の結果に影響を与えるおそれ)。
そのため、1日最大配合量がセネガ原生薬として1.2グラム以上、又はオンジとして1グラム以上を含む製品では、成分及び分量に関連する注意として記載されます。
生薬問題の解き方 ……
「科名」「基原となる部位」「作用」の3点がそろって正しいかを確認してください。
多くの場合、どれか1つを差し替えて誤りの選択肢が作られています。
出典:登録販売者試験 令和5年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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