小児等への医薬品の使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第10問
小児等への医薬品の使用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。
- (2)小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしにくい。
- (3)5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。
- (4)小児の誤飲・誤用事故を未然に防止するには、家庭内において、小児が容易に手に取れる場所や、小児の目につく場所に医薬品を置かないようにすることが重要である。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
小児は血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすいとされています。選択肢は「達しにくく」「起こしにくい」と逆に書かれています。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高くなります。
(3) 正しい。5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などでは、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されています。
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(4) 正しい。誤飲・誤用事故を防ぐには、小児が容易に手に取れる場所や、小児の目につく場所に医薬品を置かないことが重要です。
【小児の特徴をまとめて】
腸が長い …… 吸収率が相対的に高い
血液脳関門が未発達 …… 成分が脳に達しやすい
肝臓・腎臓が未発達 …… 代謝・排泄に時間がかかり、作用や副作用が強く出ることがある
なお、手引きが示すおおよその年齢区分は、新生児が生後4週未満、乳児が生後4週以上1歳未満、幼児が1歳以上7歳未満、小児が7歳以上15歳未満です(一般的に15歳未満を小児とすることもあります)。
出典:登録販売者試験 令和5年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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