かぜ薬(総合感冒薬)に配合される成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第22問
かぜ薬(総合感冒薬)に配合される成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげることを目的として配合されている場合がある。また、凝固した血液を溶解されやすくする働きもある。
- (2)コデインリン酸塩水和物は、12歳未満の小児には使用禁忌となっている。
- (3)粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンCや、疲労回復の作用のあるビタミンB1が配合されている場合がある。
- (4)エテンザミドは、サリチル酸系解熱鎮痛成分の一つであり、15歳未満の小児で水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっているときは使用を避ける必要がある。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
トラネキサム酸は、体内での起炎物質の産生を抑制することで炎症の発生を抑え、腫れを和らげます。前半は正しいのですが、トラネキサム酸には凝固した血液を溶解され「にくく」する働きもあります。そのため、血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)や血栓を起こすおそれのある人に使用する場合は、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談するなどの対応が必要とされています。「されやすくする」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(2) 正しい。コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩は、12歳未満の小児には使用禁忌となっています。
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(3) 正しい。かぜの時に消耗しやすいビタミン等を補給する目的で、粘膜の健康維持・回復に重要なビタミンC、ビタミンB2、ヘスペリジンや、疲労回復の作用のあるビタミンB1などが配合されている場合があります。
(4) 正しい。サリチルアミド、エテンザミドについては、15歳未満の小児で水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっているときは使用を避ける必要があります。
【覚え方】
トラネキサム酸は「凝固した血液を溶けにくくする」ので「血栓のある人は相談」、とつなげて覚えましょう。
出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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