血液に関する記述のうち、正しいものはどれか。…
人体の働きと医薬品 第67問
血液に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)血液の粘稠性は、主として血中脂質量で決まり、血漿の水分量や赤血球の量はほとんど影響を与えない。
- (2)リンパ球は、白血球の約1/3を占め、細菌、ウイルス等の異物を認識するB細胞リンパ球と、それらに対する抗体を産生するT細胞リンパ球とがある。
- (3)単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。
- (4)血管が損傷すると、損傷部位に血小板が粘着、凝集して傷口を覆う。このとき血小板から放出される酵素によって血液を凝固させる一連の反応が起こり、血漿タンパク質の一種であるフィブリンが傷口で重合して線維状のフィブリノゲンとなる。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
単球は、白血球の約5%と少ないものの最も大きく、強い食作用を持ちます。血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれます。記述のとおりです。
【ほかの選択肢】
(1) 誤り。血液の粘稠性は、主として血漿の水分量や赤血球の量で決まり、血中脂質量はほとんど影響を与えません。選択肢は逆です。
(2) 誤り。リンパ球が白血球の約1/3を占める点は正しいのですが、細菌、ウイルス等の異物を認識するのはT細胞リンパ球、それらに対する抗体(免疫グロブリン)を産生するのはB細胞リンパ球です。TとBが入れ替わっています。
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 誤り。血漿タンパク質の一種である「フィブリノゲン」が傷口で重合して、線維状の「フィブリン」となります。選択肢は入れ替わっています。フィブリン線維に赤血球や血小板などが絡まり合い、血餅となって傷口をふさぎます。
【白血球の割合】
好中球 …… 約60%。最も数が多く、食作用で細菌等を取り込んで分解
リンパ球 …… 約1/3。T細胞(異物を認識)とB細胞(抗体を産生)
単球 …… 約5%。最も大きく、組織中ではマクロファージ
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は愛知県の見解ではありません。内容について、愛知県へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「人体の働きと医薬品」のほかの問題
- 令和6年度 第67問目に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、
- 令和6年度 第73問内服薬の剤形及び使用方法に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和6年度 第79問呼吸器系及び循環器系に現れる副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和5年度 第65問血液に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和5年度 第71問薬の吸収に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 令和5年度 第77問医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものはどれか。
スポンサーリンク

