目に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字…

人体の働きと医薬品 第67問

目に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入る。角膜に射し込んだ光は、( a )に焦点を結ぶが、主に( b )の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。( b )は、その周りを囲んでいる( c )の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。

正答 (4)
正答は (4)。a は網膜、b は水晶体、c は毛様体です。 【(a)網膜 ―― 光を感じる膜】 角膜に射し込んだ光は、網膜に焦点を結びます。 網膜は、眼球の最も内側にある膜で、光を感じる視細胞が並んでいます。カメラでいえばフィルムやセンサーにあたる部分です。 結膜は、眼瞼(まぶた)の裏側と眼球前方の強膜(白目の部分)とを結ぶように覆っている、薄い透明な膜であり、光の焦点を結ぶ場所ではありません。結膜が炎症を起こすと結膜炎になり、充血や目やにが生じます。 角膜 …… 黒目の部分を覆う透明な膜。血管がないため、房水によって栄養分や酸素が供給される
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強膜 …… 白目の部分。眼球を保護する 結膜 …… 眼瞼の裏側と強膜を結ぶ薄い透明な膜 網膜 …… 光を感じる視細胞が並ぶ。光の焦点を結ぶ場所 【(b)水晶体 ―― レンズにあたる部分】 遠近の焦点調節は、主に水晶体の厚みを変化させることによって行われます。 水晶体は、カメラでいえばレンズにあたる部分です。硝子体は、水晶体と網膜の間を満たしているゼリー状の物質で、厚みを変えるものではありません。 【(c)毛様体 ―― 水晶体を動かす筋肉】 水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になります。 近くを見るとき …… 毛様体が収縮 → 水晶体が厚くなる 遠くを見るとき …… 毛様体が弛緩 → 水晶体が薄く(扁平に)なる 筋肉が縮むときに水晶体が厚くなる、という対応は直感と逆に感じられますので、意識して覚えておきましょう。 眼筋は、眼球を上下左右斜めの各方向に向けるための筋肉であり、ピント調節を担うものではありません。眼球を支持する6本の眼筋の疲労も、目の疲れの原因になります。 【関連する成分】 この構造が分かっていると、第3章の眼科用薬の理解につながります。 ネオスチグミンメチル硫酸塩 …… コリンエステラーゼの働きを抑えることで、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助け、目の調節機能を改善する 抗コリン作用をもつ成分 …… 毛様体の働きを抑えるため、目のかすみ、異常なまぶしさ(散瞳)が現れる また、眼精疲労とは、慢性的な目の疲れに肩こり、頭痛等の全身症状を伴う場合をいいます。目を使う作業を続けることによる一時的な目の疲れ(疲れ目)とは区別されます。

出典:登録販売者試験 令和6年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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