C VORからD VORまでのGSに、最も近いのはどれか。…

空中航法 第19問

C VORからD VORまでのGSに、最も近いのはどれか。

飛行計画問題の資料(7ページ)

この問題を解くのに使う条件・データ・航法ログです。続く数問で同じ資料を使います。

運航管理者 令和4年7月期 第19問の図(1/7)運航管理者 令和4年7月期 第19問の図(2/7)運航管理者 令和4年7月期 第19問の図(3/7)運航管理者 令和4年7月期 第19問の図(4/7)運航管理者 令和4年7月期 第19問の図(5/7)運航管理者 令和4年7月期 第19問の図(6/7)運航管理者 令和4年7月期 第19問の図(7/7)
正答 (3)
正答は (3)。約312ktです。 【使うデータ】 第15問で見たとおり、C VORで重量が約84,240lbとなって「BELOW 85」の欄に入るので、ここで20,000ftへSTEP UPします。C→D区間の条件は航法ログより、 TEMP …… STD 風  …… 310°/40kt TC  …… 223° 距離 …… 114nm STANDARDの巡航表、20,000ft、BELOW 85: TAS 317kt / F/F 3,720lb/h 【風の成分を分ける】
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風向310°、針路223°。その差は 310° − 223° = 87° ほぼ直角です。 正面成分 = 40 × cos87° ≒ 2kt(向かい風) 横風成分 = 40 × sin87° ≒ 40kt 【GS】 WCA = sin⁻¹(40 ÷ 317) ≒ 7.2° GS = 317 × cos7.2° − 2   = 314.5 − 2 ≒ 312kt 最も近い選択肢は312ktです。 【STEP UPを考えないと】 18,000ftのまま(BELOW 85、TAS309kt)で計算すると、GSは約304ktとなり、(2)を選んでしまいます。巡航高度とSTEP UPを正しく決めることが前提です。 【風が真横のときの特徴】 風速は40ktもあるのに、GSはTASから約5ktしか落ちていません。 正面成分 …… 2kt(速度を直接奪う) 横風成分 …… 40kt(向きを変える) 横風の分は偏流修正角として機首を風上へ振って打ち消し、そこで生じる損失(約2.5kt)だけが速度に効きます。 正面成分 → GSに直接効く 横風成分 → WCAに効き、その余弦の分だけGSを削る この二段構えを押さえるのが航法計算の基本です。 【選択肢の切り分け】 (4)317kt …… 風をまったく考えなかった場合(TASそのもの) (2)304kt …… STEP UPせず18,000ftのまま計算した場合 【重量の欄を間違えないこと】 20,000ftのSTANDARD表では、 BELOW 95 …… 空欄 BELOW 85 …… 3,720/317 BELOW 75 …… 3,610/312 となっています。C VORに達する時点で重量が85,000lbを下回っているかどうかで、20,000ftへ上がれるかが決まります。 飛行計画問題は前の設問の答えを次で使うので、途中の重量を必ず書き留めておいてください。

出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問19(国土交通省 公表)出典元ページ

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