この飛行に必要とする最小搭載燃料の量に、最も近いのはどれか。…
空中航法 第17問
この飛行に必要とする最小搭載燃料の量に、最も近いのはどれか。
- (1)19,350lb
- (2)19,200lb
- (3)19,050lb
- (4)18,900lb
正答 (3)
正答は (3)。19,050lbです。
【最小搭載燃料の構成】
目的地までの燃料(TRIP FUEL)
+ 代替空港までの燃料(ALTERNATE FUEL)
+ 待機燃料(HOLDING FUEL)
+ 不測燃料(CONTINGENCY FUEL)
TAXI FUELは無視する条件です。
【それぞれの値】
目的地まで …… 第15問より 約13,210lb
代替空港まで …… 第16問より 約2,128lb
不測燃料 …… 条件より 1,500lb
残るはHOLDING FUELです。
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【HOLDING FUELの求め方】
HOLDING DATAは、代替空港での着陸重量だけで決まります。第16問で求めたとおり、
代替空港での着陸重量 ≒ 約78,160lb
これは82,000〜78,001の欄にあたるので、
F/F = 4,520lb/h
待機は30分間ですから、
4,520 × 0.5 = 2,260lb
【合計】
13,210 + 2,128 + 2,260 + 1,500 ≒ 19,100lb
最も近い選択肢は19,050lbです。
【重量帯の境目に注意】
HOLDING DATAの欄は
86,000〜82,001 …… 4,840lb/h
82,000〜78,001 …… 4,520lb/h
78,000〜74,001 …… 4,080lb/h
と並んでいます。約78,160lbは78,001以上なので真ん中の欄です。あと160lbほど軽ければ一つ下の欄になり、待機燃料は2,040lbとなって合計は約18,880lb、選択肢では18,900lbに変わってしまいます。
区間ごとの燃料計算を丁寧に積み上げる必要があるのは、最後にこういう境目の判定が待っているからです。
【450mという高度について】
条件では「代替空港上空450mの高度で30分間待機」とあります。450mは約1,500ftですが、HOLDING DATAには高度の欄がなく、着陸重量だけで引く表になっています。高度の数値に惑わされないでください。
【不測燃料の位置づけ】
CONTINGENCY FUELは「不測の事態を考慮して国土交通大臣が告示で定める燃料の量」で、この問題では1,500lbと与えられています。計算で求めるものではなく、そのまま足す値です。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 空中航法 問17(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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