管制圏のある空港で有視界飛行方式により離陸、又は着陸しようとするときの空港の気象条件で、正しいものはどれか。…
航空法規等 第9問
管制圏のある空港で有視界飛行方式により離陸、又は着陸しようとするときの空港の気象条件で、正しいものはどれか。
- (1)飛行視程が8000メートル以上であること。
- (2)地上視程又は飛行視程が5000メートル以上であること。
- (3)雲高が地表又は水面から300メートル以上であること。
- (4)雲高が飛行場標高から150メートル以上で、雲から離れて飛行できること。
正答 (3)
正答は (3)。雲高が地表又は水面から300メートル以上です。
【管制圏のある空港でのVFR離着陸の条件】
地上視程 5,000m以上
雲高 地表又は水面から300m以上
この両方を満たさないと、有視界飛行方式で離陸も着陸もできません。満たさない場合は、管制官の許可(特別有視界飛行方式)を受ける必要があります。
【(1)が誤り ―― 飛行視程ではない】
基準になるのは地上視程です。空港で観測された視程で判断します。
飛行中の操縦士が見た視程(飛行視程)では、客観的な確認ができません。離着陸の可否は、地上で測った値で決めます。
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また数値も8,000mではなく5,000mです。
【(2)が誤り ―― 「又は飛行視程」が余計】
5,000mという数値は合っていますが、「地上視程又は飛行視程」としている点が誤りです。地上視程だけが基準です。
【(4)が誤り ―― 基準面と数値が違う】
雲高の基準面は地表又は水面であって、飛行場標高ではありません。数値も150mではなく300mです。
【300mという高さの意味】
300mはおよそ1,000ftです。着陸のために場周経路を飛ぶ高度がこの程度なので、雲底がこれより低いと場周経路を有視界で飛べなくなります。
数字を単独で覚えるより、「場周経路が飛べる高さ」と結びつけておくと忘れません。
【混同しやすい数値の整理】
管制圏でのVFR離着陸
地上視程 5,000m / 雲高 300m
特別有視界飛行方式
飛行視程 1,500m 以上 など
数値が似ているので、どの場面の条件かを必ず確認してから当てはめてください。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空法規等 問9(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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