航空法施行規則第149条(航空機の運航の状況を記録するための装置)で装備が必要とされる装置を作動させる時間について正しい…

航空法規等 第6問

航空法施行規則第149条(航空機の運航の状況を記録するための装置)で装備が必要とされる装置を作動させる時間について正しいものはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。データリンクの記録装置はCVRと同じ扱いです。 【(1)(2)が入れ替わっている】 操縦室用音声記録装置(CVR)   飛行の目的で発動機を始動させたときから   飛行の終了後発動機を停止させるまで 飛行記録装置(FDR)   離陸に係る滑走を始めるときから   着陸に係る滑走を終えるまで 設問では(1)にFDRの時間が、(2)にCVRの時間が入れられています。 【なぜCVRのほうが長いのか】 CVRが記録するのは操縦室内の音声と交信です。 出発前の打ち合わせ
解説の続きをみる続きを閉じる
管制承認の受領 チェックリストの読み合わせ 着陸後の会話 これらはすべて、事故の原因を探るうえで重要な材料になります。エンジンを回している間は、乗務員が飛行に関する判断を続けているからです。 一方FDRが記録するのは飛行データです。地上で駐機している間のデータには意味がないので、滑走を始めてから滑走を終えるまでで足ります。 CVR …… 人の判断を残す → 長く FDR …… 機体の動きを残す → 飛んでいる間 【(3)が正しい ―― データリンクはCVRと同じ】 データリンク通信の内容を記録する装置は、CVRに求められるのと同じ間、常時作動させます。 データリンク通信は、音声交信の代わりに文字で管制とやり取りするものです。中身が音声か文字かの違いだけで、同じ性質の情報です。 音声で受けた管制承認 → CVRに残る データリンクで受けた管制承認 → この装置に残る 両方を合わせて初めて、乗務員が何を受け取っていたかが完全に分かります。だから作動時間も揃えてあります。 【(4)が誤り ―― 乗組員のみでも作動させる】 装備が義務づけられている航空機であれば、乗組員のみの運航(回送など)であっても記録装置を作動させなければなりません。 旅客を乗せていないから事故が起きないわけではありません。むしろ回送便は、通常と違う手順で飛ぶことが多く、記録の価値は高いといえます。 【記録装置の位置】 CVRもFDRも、衝撃・火災・水没に耐える頑丈な容器に収められ、尾部など損傷の少ない位置に取り付けられます。

出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空法規等 問6(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

この問題はほかの試験・回でも出ています

「航空法規等」のほかの問題

  1. 令和元年7月期 第6問航空法施行規則第149条(航空機の運航の状況を記録するための装置)の記述で正しいものはど
  2. 令和2年3月期 第15問航空法施行規則第198条の2(航空交通の安全を阻害するおそれのある飛行)で誤りはどれか。
  3. 令和3年3月期 第4問航空英語能力証明について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(4)の
  4. 令和3年7月期 第14問航空法施行規則第166条の4(事故が発生するおそれがあると認められる事態の報告)において
  5. 令和5年3月期 第3問航空身体検査証明についての記述で誤りはどれか。
  6. 令和5年7月期 第12問機長の義務又は権限等に関する記述で誤りはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク