航空機相互間における進路権について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(4)の中から選べ。…
航空法規等 第8問
航空機相互間における進路権について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(4)の中から選べ。(a)飛行機と回転翼航空機の進路権の順位は同じである。ただし物件を曳航している場合、曳航していない飛行機あるいは回転翼航空機に対して進路権を有する。(b)TCASのRAに従った回避操作時を除き、進路権を有する航空機は、その進路、高度及び速度を維持しなければならない。(c)着陸のため空港等に進入している航空機相互間にあっては、最終進入の経路にある航空機の前方に割り込み、又はこれを追い越してはならない。(d)飛行中の同順位の航空機相互間にあっては、他の航空機を右側に見る航空機が進路を譲らなければならない。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(c)(d)の3つです。
【(b)が誤り ―― 「高度」は維持の対象でない】
進路権を有する航空機が維持しなければならないのは、
進路 と 速度
です(航空法施行規則第186条)。記述(b)は「進路、高度及び速度」としており、「高度」が余分です。
【(d)は正しい ―― 右側に見るほうが譲る】
飛行中の同順位の航空機どうしでは、
他の航空機を右側に見る航空機が進路を譲る
と定められています(第181条)。記述(d)のとおりです。自分から見て右に相手がいるときは、自分が譲ります。
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【正しい記述】
(a)飛行機と回転翼航空機の進路権の順位は同じです。
ただし物件を曳航している航空機は、曳航していない飛行機・回転翼航空機に対して進路権を持ちます。曳航中は機動が制約されるためです。
(c)着陸のため進入している航空機どうしでは、最終進入の経路にある
航空機の前方に割り込み、またはこれを追い越してはなりません。
(d)同順位の航空機では、他の航空機を右側に見る航空機が
進路を譲ります。
【進路権の基本的な順位】
滑空機 > 物件を曳航する航空機 > 飛行船 > 飛行機・回転翼航空機
機動の自由度が低いものほど優先される、という並びです。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空法規等 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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