運航用飛行場予報(TAF)の変化群に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ…
航空気象 第19問
運航用飛行場予報(TAF)の変化群に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)BECMGの予報期間は1~4時間である。(b)BECMGは、予報期間内に気象状態が変化し、予報期間終了後は変化後の状態が続く場合に使われる。(c)TEMPOは、気象状態の一時的変動が頻繁にまたは時々発生し、その各々が30分以上続かない場合に使われる。(d)TEMPOは、一時的に変化した気象状態の合計時間が、予報期間の1/2以上の場合に使われる。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(b)の2つです。
【(c)が誤り ―― 各々が1時間以上続かない】
TEMPOは、一時的な変動がその各々が1時間以上続かない場合に使われます。記述(c)は「30分以上続かない」としており、数値が違います。
【(d)が誤り ―― 合計時間は1/2未満】
TEMPOが使えるのは、一時的に変化した状態の合計時間が予報期間の1/2未満である場合です。記述(d)は「1/2以上」としており、条件が逆になっています。
半分以上その状態が続くのなら、それはもはや「一時的」ではなく、主たる予報として書くべきものになります。
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【TEMPOの二つの条件】
各回の継続 …… 1時間未満
合計時間 …… 予報期間の1/2未満
両方を満たしてはじめてTEMPOです。
【正しい記述】
(a)BECMGの予報期間は1~4時間です。
(b)BECMGは、予報期間内に気象状態が変化し、予報期間終了後は
変化後の状態が続く場合に使われます。
【BECMGとTEMPOの違い】
BECMG …… 変化したらそのまま続く(一方通行)
TEMPO …… 変化しても元に戻る(行ったり来たり)
BECMGは前線の通過のように後戻りしない変化に、TEMPOはしゅう雨のように降ったりやんだりする変化に使います。この違いを押さえれば、「合計時間が1/2未満」という条件の意味も腑に落ちます。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空気象 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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