タービン・エンジンのエンジン・オイルが最も高温になるところで正しいものはどれか。…
航空工学 第3問
タービン・エンジンのエンジン・オイルが最も高温になるところで正しいものはどれか。
- (1)圧力ポンプで加圧された直後
- (2)高圧コンプレッサ・ベアリングを潤滑した直後
- (3)第1段タービン部のベアリングを潤滑した直後
- (4)オイル・タンクにリターンされた直後
正答 (3)
正答は (3)。第1段タービン部のベアリングを潤滑した直後が最も高温です。
【オイルはどこで熱を受けるか】
エンジン・オイルは、軸受を潤滑すると同時に熱を運び出す役割を持っています。最も熱い部分を通ったオイルが、最も高温になります。
高圧コンプレッサ …… 圧縮による昇温はあるが、燃焼前
燃焼室 …… 直後が最高温のガス
第1段タービン …… 燃焼室を出た直後のガスを受ける
低圧タービン …… 膨張してガス温度は下がっている
第1段タービンは、燃焼室から出たばかりの最も高温のガスにさらされる部分です。そこを支える軸受も当然いちばん熱くなり、潤滑した直後のオイルが最高温になります。
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【ほかの選択肢】
(1)圧力ポンプで加圧された直後まだタンクから出たばかりで冷えています。加圧による温度上昇はわずかです。
(2)高圧コンプレッサ・ベアリングを潤滑した直後圧縮空気で温められてはいますが、燃焼前なのでタービン部ほどではありません。
(4)オイル・タンクにリターンされた直後途中でオイル・クーラを通って冷やされてから戻ります。
【系統の並びで考える】
タンク → 圧力ポンプ → 各軸受(ここで加熱)
→ スカベンジ・ポンプ → オイル・クーラ → タンク
「いちばん熱いガスに近い軸受」を探せば答えが出ます。
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空工学 問3(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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