耐空性審査要領で耐空類別が飛行機輸送Tに適用される操縦性及び運動性で誤りはどれか。…

航空工学 第7問

耐空性審査要領で耐空類別が飛行機輸送Tに適用される操縦性及び運動性で誤りはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。VMCのバンク角は5度以下です。 【三つの最小操縦速度】 VMCG(地上における最小操縦速度)   離陸滑走中に臨界発動機が不作動になったとき、68kg(150lb)を超えない方向舵操縦力により、前脚の舵を使わずに操縦を維持し、主翼を水平に保つ範囲で横の操縦を維持できる最小速度。   このとき、中心線からのずれは9m(30ft)以内。 VMC(空中における最小操縦速度)   臨界発動機が不作動の状態で操縦が維持でき、5度以下のバンク角で直線飛行を保持できる最小速度。
解説の続きをみる続きを閉じる
VMCL(着陸形態における最小操縦速度)   着陸進入中に臨界発動機が不作動になったとき、5度以下のバンク角で直線飛行を保持できる最小速度。 【(3)のどこが誤りか】 バンク角を「10度以下」としている点です。正しくは5度以下で、VMCLと同じ値です。 【なぜ地上と空中で条件が違うのか】 地上滑走中は車輪が接地しているため、主翼を傾けることができません。だからVMCGでは「主翼を水平に保つ範囲で」と定められています。 空中では、作動している側のエンジンのほうへわずかに機体を傾けると、横滑りが減って方向の維持が楽になります。この傾きを5度までなら使ってよい、というのがVMCとVMCLの条件です。 【数値をまとめて覚える】 方向舵操縦力 …… 68kg(150lb) 中心線からのずれ …… 9m(30ft) バンク角   …… 5度 過去の出題では、これらを「77kg(170lb)」「10.7m(35ft)」「10度」と言い換えた選択肢がいずれも誤りとされています。

出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 運航管理者 航空工学 問7(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「航空工学」のほかの問題

  1. 令和2年7月期 第15問タービン・エンジンの不完全始動のうち、ハング・スタートに関する説明で正しいものはどれか。
  2. 令和3年7月期 第5問重心位置が許容される最前方位置にある場合の影響(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあ
  3. 令和4年7月期 第7問旋回率(ω)を求める式で正しいものはどれか。ただし速度をV、バンク角をθ、重力加速度をG
  4. 平成31年3月期 第4問対流圏において真対気速度一定で飛行している場合のマッハ数に関する説明で正しいものはどれか
  5. 令和元年7月期 第5問翼端失速の防止策で誤りはどれか。
  6. 令和2年3月期 第6問乾いた滑走路における耐空類別が飛行機輸送Tの離陸距離に関する説明で、次の文章の下線部(a

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク