標準線源から1mの距離において、電離箱式サーベイメータの積算モードでの校正を行ったところ、指針が目盛りスケール上のある目…

エックス線の測定に関する知識 第30問

標準線源から1mの距離において、電離箱式サーベイメータの積算モードでの校正を行ったところ、指針が目盛りスケール上のある目盛りまで振れるのに24秒かかった。この目盛りの正しい値は次のうちどれか。ただし、この標準線源から1mの距離における1cm線量当量率は3mSv/hとする。

正答 (3)
正答は (3)。20µSv です。 【線量当量率を秒あたりに直す】 3mSv/h = 3,000µSv/h 1時間 = 3,600秒 なので 3,000 ÷ 3,600 = 約0.833µSv/秒 【24秒間の線量当量】 0.833 × 24 = 約20µSv 【別の解き方】 24秒は、1時間の何分の1か 24 ÷ 3,600 = 150分の1 3,000 ÷ 150 = 20µSv こちらのほうが暗算しやすいでしょう。 【解く順序】 ① 線量当量率の単位をµSv/hにそろえる
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② 測定時間が1時間の何分の1かを出す ③ 線量当量率をその数で割る 【校正の考え方】 標準線源 → 線量当量率が分かっている  ↓ その中で、サーベイメータの指針がどこまで振れるかを見る  ↓ その目盛りの正しい値が分かる つまり、答えが分かっている問題を解かせて、器械の目盛りを確かめるのです。 【積算モード】 線量当量率ではなく、積算した線量当量を表示する 時間とともに指針が進んでいきます。だから「ある目盛りまで振れるのに24秒かかった」という測り方ができます。 【1mの距離】 放射線防護では、線源から1mを基準にすることが多い 校正も、この距離で行うのが一般的です。 【単位の換算を忘れない】 3mSv = 3,000µSv 答えの選択肢がµSvなので、mSvのまま計算すると3,000分の1になってしまいます。 【見当をつける】 1時間で3,000µSv → 1分で50µSv → 24秒なら20µSv (50 × 24/60 = 20) 分単位で考えると、割り切れて分かりやすくなります。

出典:エックス線作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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