エックス線装置を取り扱う放射線業務従事者が管理区域内で受ける外部被ばくによる線量を測定するために放射線測定器を装着する全…
関係法令 第12問
エックス線装置を取り扱う放射線業務従事者が管理区域内で受ける外部被ばくによる線量を測定するために放射線測定器を装着する全ての部位として、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか。
- (1)最も多く放射線にさらされるおそれのある部位が頭・頸部であり、次に多い部位が腹・大腿部である男性の放射線業務従事者 …… 胸部及び頭・頸部
- (2)最も多く放射線にさらされるおそれのある部位が胸・上腕部であり、次に多い部位が手指である男性の放射線業務従事者 …… 胸部のみ
- (3)最も多く放射線にさらされるおそれのある部位が手指であり、次に多い部位が頭・頸部である男性の放射線業務従事者 …… 胸部及び手指
- (4)最も多く放射線にさらされるおそれのある部位が手指であり、次に多い部位が腹・大腿部である女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたものを除く。) …… 腹部及び手指
- (5)最も多く放射線にさらされるおそれのある部位が頭・頸部であり、次に多い部位が手指である女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたものを除く。) …… 腹部及び頭・頸部
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
最も多く被ばくするおそれのある部位が手指で、次に多い部位が頭・頸部である男性では、胸部・頭頸部・手指の3か所に装着します。「胸部及び手指」では頭・頸部が抜けています。
【装着する部位の決め方】
一つめ 男性・妊娠する可能性がない女性 → 胸部
それ以外の女性 → 腹部
二つめ 頭・頸部、胸・上腕部、腹・大腿部のうち
最も多く被ばくする部位が一つめと違うとき
→ その部位を追加
三つめ 最も多く被ばくする部位が上の三つの区分の
解説の続きをみる続きを閉じる
どれでもないとき(手指など)
→ その部位を追加
この三つを順に当てはめます。(3)では、基本の胸部に加え、三区分の中で最も多い頭・頸部が追加され、さらに区分外の手指も追加されるので、3か所になります。
【ほかの選択肢】
(1) 男性、最多が頭・頸部、次が腹・大腿部
胸部+頭・頸部 正しい
(2) 男性、最多が胸・上腕部、次が手指
最多の部位が基本の胸部と同じ区分なので追加なし。
手指は「最も多い」部位ではないので追加しない
胸部のみ 正しい
(4) 女性、最多が手指、次が腹・大腿部
腹部+手指 正しい
(5) 女性、最多が頭・頸部、次が手指
腹部+頭・頸部 正しい
【(2)と(3)を見比べる】
(2) 手指は「次に多い」部位 → 追加しない
(3) 手指は「最も多い」部位 → 追加する
三つめの決まりが働くのは、手指などが最も多いときだけです。二番目なら関係ありません。ここが(2)と(3)を分けています。
【(4)と(5)を見比べる】
(4) 最多が手指(区分外)→ 三つめが働く。腹部+手指
(5) 最多が頭・頸部 → 二つめが働く。腹部+頭・頸部
(5)で手指を足さないのは、手指が二番目だからです。
出典:エックス線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「関係法令」のほかの問題
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第12問エックス線装置構造規格に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第20問衛生管理者及び産業医の選任に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはど
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第18問エックス線装置を用いて放射線業務を行う作業場の管理区域に該当する部分の作業環境測定に関す
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第16問エックス線装置構造規格に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第14問エックス線装置を使用する放射線業務従事者が管理区域内において外部被ばくを受けるとき、算定
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第12問エックス線装置を取り扱う放射線業務従事者が管理区域内で受ける外部被ばくによる線量を測定す
スポンサーリンク

