エックス線装置構造規格において、工業用等のエックス線装置のエックス線管に関する規定について、次の文中の[ ]内に入れる…
関係法令 第13問
エックス線装置構造規格において、工業用等のエックス線装置のエックス線管に関する規定について、次の文中の[ ]内に入れるAからCの語句又は数値の組合せとして、正しいものは(1)〜(5)のうちどれか。「コンデンサ式高電圧装置を有する工業用等のエックス線装置のエックス線管は、波高値による定格管電圧が200kV未満のエックス線装置では、[ A ]の距離における利用線錐以外の部分のエックス線の空気カーマ率が2.6mGy/h以下になるように、かつ、コンデンサ式高電圧装置の充電状態であって、照射時以外のとき、[ B ]の距離におけるエックス線の空気カーマ率が[ C ]μGy/h以下になるように、遮蔽されているものでなければならない。」
- (1)A: エックス線管の焦点から1m B: エックス線管の焦点から1m C: 10
- (2)A: エックス線管の焦点から1m B: エックス線装置の接触可能表面から5cm C: 10
- (3)A: エックス線管の焦点から1m B: エックス線装置の接触可能表面から5cm C: 20
- (4)A: エックス線装置の接触可能表面から5cm B: エックス線管の焦点から1m C: 20
- (5)A: エックス線装置の接触可能表面から5cm B: エックス線装置の接触可能表面から5cm C: 10
正答 (3)
正答は (3)。Aは焦点から1m、Bは接触可能表面から5cm、Cは20です。
【二つの数値の意味】
照射しているときの漏えい
エックス線管の焦点から1mの距離で空気カーマ率2.6mGy/h以下
充電状態で照射していないときの漏えい
装置の接触可能表面から5cmの距離で空気カーマ率20μGy/h以下
距離の測り方が違うのは、想定している場面が違うからです。
【なぜ距離の基準が違うか】
照射中は、誰も装置に触れていない
→ 離れた1mの位置で測る
照射していないときは、人が装置を扱う
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→ 手が触れる表面のすぐ近く(5cm)で測る
コンデンサ式の装置は、照射していなくてもコンデンサに電荷が溜まっています。そのあいだも微弱なエックス線が出続けるので、触れる距離での基準が置かれています。
【単位の桁に注意】
照射中 2.6mGy/h(ミリ)
充電状態 20μGy/h(マイクロ)
1,000倍の開きがあります。人が装置に触れる場面のほうが、はるかに厳しい基準です。
【選択肢の作られ方】
A と B を入れ替えたもの (4)
C を10にしたもの (1)(2)(5)
Aが「焦点から1m」だと決まれば(4)(5)が消え、Bが「接触可能表面から5cm」だと決まれば(1)が消えます。残る(2)と(3)は、Cの10と20の違いだけです。
出典:エックス線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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