放射線業務従事者の被ばく限度として、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか。…
関係法令 第11問
放射線業務従事者の被ばく限度として、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか。ただし、放射線業務従事者は、緊急作業には従事しないものとし、また、被ばく限度に関する経過措置の適用はないものとする。
- (1)男性の放射線業務従事者が受ける実効線量の限度 …… 5年間につき100mSv、かつ、1年間につき50mSv
- (2)女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたもの及び妊娠と診断されたものを除く。)が受ける実効線量の限度 …… 1か月間につき3mSv
- (3)放射線業務従事者が皮膚に受ける等価線量の限度 …… 1年間につき500mSv
- (4)放射線業務従事者が眼の水晶体に受ける等価線量の限度 …… 5年間につき100mSv及び1年間につき50mSv
- (5)妊娠と診断された女性の放射線業務従事者が腹部表面に受ける等価線量の限度 …… 妊娠と診断されたときから出産までの間につき2mSv
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
妊娠する可能性のある女性の放射線業務従事者が受ける実効線量の限度は、3か月間につき5mSvです。「1か月間につき3mSv」ではありません。
【被ばく限度のまとめ】
実効線量(男性、妊娠する可能性がないと診断された女性)
5年間につき100mSv、かつ1年間につき50mSv
実効線量(上記以外の女性)
3か月間につき5mSv
等価線量(眼の水晶体)
5年間につき100mSv、かつ1年間につき50mSv
等価線量(皮膚)
1年間につき500mSv
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妊娠と診断された女性
腹部表面の等価線量 出産までに2mSv
内部被ばくによる実効線量 出産までに1mSv
【ほかの選択肢】
(1) 男性 5年間100mSv かつ 1年間50mSv 正しい
(3) 皮膚 1年間500mSv 正しい
(4) 眼の水晶体 5年間100mSv 及び 1年間50mSv 正しい
(5) 妊娠と診断された女性の腹部表面 出産まで2mSv
正しい
【女性だけ3か月で区切るわけ】
妊娠に気づくまでの期間に、胎児が多くの被ばくを受けてしまうことを避けるため
1年で50mSvという枠は、数か月に片寄って浴びても満たせてしまいます。3か月ごとに区切れば、短い期間に集中させることができません。
【眼の水晶体の限度】
以前は1年間150mSvだったが、5年間100mSv かつ
1年間50mSvに改められた
水晶体の白内障が、それまで考えられていたより低い線量で起こると分かったためです。実効線量と同じ数字になったので、覚えやすくなっています。
出典:エックス線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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