熱ルミネセンス線量計(TLD)と蛍光ガラス線量計(RPLD)とを比較した次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

エックス線の測定に関する知識 第27問

熱ルミネセンス線量計(TLD)と蛍光ガラス線量計(RPLD)とを比較した次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。 蛍光ガラス線量計の発光は、紫外線レーザー光の照射によって行われます。緑色レーザー光を使うのは、光刺激ルミネセンス線量計のほうです。 【三つの読み出し方】 熱ルミネセンス線量計    加熱する 蛍光ガラス線量計      紫外線を当てる 光刺激ルミネセンス線量計  緑色レーザー光を当てる 設問は、蛍光ガラス線量計と光刺激ルミネセンス線量計の刺激の方法を入れ替えてあります。 【ほかの選択肢】 (1) どちらも専用の読み取り装置が必要      正しい
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(2) 蛍光ガラス線量計のほうが素子間の感度のばらつきが   少ない                   正しい (4) 蛍光ガラス線量計は繰り返し読み取れるが、   熱ルミネセンス線量計は1回しか読めない    正しい (5) どちらも高温でのアニーリングにより再使用できる                         正しい 【(4)が成り立つわけ】 熱ルミネセンス 加熱すると、貯めた情報が光として          出てしまう → 読み取りは1回だけ 蛍光ガラス  紫外線を当てても蛍光中心は消えない         → 何度でも読み取れる 読み取りの方法が、そのまま読み取れる回数を決めています。加熱は情報を消してしまう操作なので、一度きりです。 【(5)のアニーリング】 高温で加熱し、貯まった情報を消して素子を元に戻す操作 蛍光ガラス線量計は読み取りでは消えませんが、次に使うためには消さなければなりません。そのときアニーリングを行います。読み取りと消去が別の操作である点が、熱ルミネセンス線量計との違いです。 【蛍光ガラス線量計の長所】 素子間のばらつきが少ない フェーディングが極めて小さい 繰り返し読み取れる 個人線量計として広く使われているのは、この三つの性質によります。

出典:エックス線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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