GM計数管式サーベイメータによりエックス線を測定し、1,200cpsの計数率を得た。GM計数管の分解時間が100μsであ…

エックス線の測定に関する知識 第28問

GM計数管式サーベイメータによりエックス線を測定し、1,200cpsの計数率を得た。GM計数管の分解時間が100μsであるとき、数え落としの値(cps)に最も近いものは次のうちどれか。

正答 (5)
正答は (5)。約160です。 数え落としは、真の計数率と測った計数率の差です。まず真の計数率を求めます。 【計算の手順】 測った計数率  n = 1,200 分解時間    τ = 100マイクロ秒 = 0.0001秒 n × τ = 1,200 × 0.0001 = 0.12 真の計数率 N = n ÷ (1 - n × τ) = 1,200 ÷ (1 - 0.12) = 1,200 ÷ 0.88 = 1,363.6
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数え落とし = N - n = 1,363.6 - 1,200 = 163.6 選択肢の中で最も近いのは160です。 【数え落としが起こるわけ】 一度放電すると、次の放射線が来ても数えられない時間がある(分解時間) そのあいだに来た放射線は、数から落ちる 【n×τ が表しているもの】 1秒のうち、数えられない時間が占める割合 1,200個を数えるあいだに、1回あたり0.0001秒ずつ止まっているので、合わせて0.12秒。1秒のうち12パーセントは目を閉じていた、ということです。 【つまずきやすいところ】 求めるのは真の計数率ではなく、数え落とし 1,363.6 で止めてしまうと、選択肢に無い値になります。最後に引き算が要ります。 単位をそろえ忘れる 100マイクロ秒は0.0001秒です。100のまま計算するとまったく違う値になります。 【簡単な見積もり】 数え落とし ≒ n × n × τ = 1,200 × 1,200 × 0.0001 = 144 n×τ が小さいときは、この形でおよその見当が付きます。正確な値より少し小さく出ますが、選択肢を絞るには十分です。

出典:エックス線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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