発がん物質の代謝活性化に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…

薬学理論問題(衛生) 第135問

発がん物質の代謝活性化に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。芳香族アミンの o-トルイジンは N-水酸化の後のアセチル化で、スチレンはエポキシ化でそれぞれ活性化されます。 o-トルイジンはシトクロム P450 で N-ヒドロキシ体になり、さらに O-アセチル化などでエステルになると、分解して DNA と結合するニトレニウムイオンを生じます。スチレンは P450 で二重結合がエポキシ化され、反応性の高いスチレンオキシドになります。 【ほかの選択肢】 (2) サイカシンは、腸内細菌の β-グルコシダーゼで糖が外れてメチルアゾキシメタノールになり、メチル化剤を生じる。ベンジルアルコール型代謝物のエステルではない 誤り
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(4) ビス(クロロメチル)エーテルは、代謝を受けずにそのまま DNA をアルキル化する直接型の発がん物質。グルタチオン抱合は一般に解毒の反応 誤り (5) ナイトロジェンマスタードは、分子内で環をつくってアジリジニウムイオンになる直接型のアルキル化剤。アルキルジアゾヒドロキシドを生じるのはニトロソアミン 誤り

出典:第106回 薬剤師国家試験 問135(厚生労働省 公表)出典元ページ

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