過去に重篤な副作用で問題となった医薬品成分のうち、適切な安全対策などを施すことで別の適応症で承認を受けたものがいくつかあ…
薬学理論問題(法規) 第141問
過去に重篤な副作用で問題となった医薬品成分のうち、適切な安全対策などを施すことで別の適応症で承認を受けたものがいくつかある。その組合せとして適切なのはどれか。1つ選べ。医薬品成分 副作用 別の適応症
- (1)サリドマイド 四肢奇形 多発性骨髄腫
- (2)クロロキン 網膜症 髄膜炎
- (3)ソリブジン ウイルス性肝炎 帯状疱疹
- (4)キノホルム 自閉症 アルツハイマー病
- (5)ゲフィチニブ 間質性肺炎 インフルエンザ
正答 (1)
正答は (1)。サリドマイドは四肢の奇形(アザラシ肢症)で問題となりましたが、厳重な管理のもとで多発性骨髄腫の治療薬として承認されています。
サリドマイドは催奇形性のため、薬剤の管理と避妊を徹底する手順のもとで、再発又は難治性の多発性骨髄腫などに使われています。
【ほかの選択肢】
(2) クロロキンは網膜症で問題となった薬で、髄膜炎の治療薬として承認されてはいない 誤り
(3) ソリブジンはフルオロウラシル系薬との相互作用による重い骨髄抑制で死亡例が出た。ウイルス性肝炎ではなく、再び承認されてもいない 誤り
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(4) キノホルムはスモン(亜急性脊髄・視神経・末梢神経障害)の原因となった。自閉症ではない 誤り
(5) ゲフィチニブの間質性肺炎は重い副作用だが、いまも肺がんの治療薬として使われている。インフルエンザへの承認はない 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問141(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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