ニトログリセリンの抗狭心症作用に関わる機序はどれか。1つ選べ。…
必須問題(薬理) 第33問
ニトログリセリンの抗狭心症作用に関わる機序はどれか。1つ選べ。
- (1)アデニル酸シクラーゼの活性化
- (2)膜結合型グアニル酸シクラーゼの阻害
- (3)可溶性グアニル酸シクラーゼの活性化
- (4)ホスホジエステラーゼⅢの阻害
- (5)ホスホジエステラーゼⅤの活性化
正答 (3)
正答は (3)。ニトログリセリンは体内で一酸化窒素(NO)を生じ、可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化して cGMP を増やし、血管平滑筋を弛緩させます。
静脈を広げて心臓に戻る血液を減らし(前負荷の軽減)、冠動脈も広げるので、心筋の酸素の需要と供給の釣り合いが改善します。
【ほかの選択肢】
(1) アデニル酸シクラーゼの活性化 β 受容体刺激薬などの作用で、cAMP を増やす 誤り
(2) 膜結合型グアニル酸シクラーゼの阻害 膜結合型は心房性ナトリウム利尿ペプチド(カルペリチド)の受容体で、刺激されると cGMP が増える。ニトログリセリンの作用ではない 誤り
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(4) ホスホジエステラーゼⅢの阻害 ミルリノン・シロスタゾールなどの作用 誤り
(5) ホスホジエステラーゼⅤの活性化 シルデナフィルなどは PDE5 を阻害する。ニトログリセリンとの併用は過度の血圧低下のため禁忌 誤り
出典:第106回 薬剤師国家試験 問33(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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