ヒトの免疫系の組織と細胞に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(生物) 第117問
ヒトの免疫系の組織と細胞に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)骨髄では、造血幹細胞が分裂している。
- (2)胸腺では、B 細胞が正の選択と負の選択を受け、形質細胞へと分化する。
- (3)リンパ節では、高内皮細静脈から移行したT 細胞が、樹状細胞に対して抗原提示をする。
- (4)肝臓では、老化した赤血球が除去される一方で、血液中の抗原に対する免疫応答が行われる。
- (5)小腸のパイエル板では、上皮層のM 細胞を介して取り込まれた抗原に対する免疫応答が行われる。
正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。骨髄では造血幹細胞が分裂して血球をつくり、パイエル板では M 細胞が取り込んだ抗原に対して免疫応答が起こります。
骨髄と胸腺は一次リンパ組織、リンパ節・脾臓・パイエル板などの粘膜関連リンパ組織は二次リンパ組織です。パイエル板の上を覆う上皮には M 細胞があり、腸管内の抗原を取り込んで下にある樹状細胞などへ渡し、IgA の産生などの免疫応答を起こします。
【ほかの選択肢】
(2) 胸腺で正の選択・負の選択を受けるのは T 細胞。B 細胞は骨髄で分化し、形質細胞への分化は二次リンパ組織で起こる 誤り
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(3) リンパ節では、樹状細胞が T 細胞に抗原を提示する。向きが逆 誤り
(4) 老化した赤血球を除き、血液中の抗原に対する免疫応答の場となるのは脾臓 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問117(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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