泌尿器に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(薬理) 第161問
泌尿器に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)ソリフェナシンは、アドレナリンα₁A 受容体を遮断して、前立腺平滑筋を弛緩させる。
- (2)ジスチグミンは、コリンエステラーゼを阻害して、アセチルコリンによる膀胱排尿筋の収縮を増強する。
- (3)シロドシンは、アセチルコリンM₃ 受容体を遮断して、膀胱括約筋を収縮させる。
- (4)タダラフィルは、ホスホジエステラーゼⅤを活性化して、前立腺平滑筋を弛緩させる。
- (5)ミラベグロンは、アドレナリンβ₃ 受容体を刺激して、膀胱排尿筋を弛緩させる。
正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。ジスチグミンはコリンエステラーゼ阻害で排尿筋の収縮を強め、ミラベグロンは β₃ 受容体刺激で排尿筋を緩めます。
ジスチグミンは、手術後や神経因性膀胱などの排尿困難に使います。ミラベグロンは、膀胱に尿をためる力を高めて過活動膀胱の尿意切迫感・頻尿などを改善します。
【ほかの選択肢】
(1) ソリフェナシンは M₃ 受容体を遮断して排尿筋を緩める過活動膀胱の治療薬。α₁A 受容体を遮断するのはシロドシン 誤り
(3) シロドシンは α₁A 受容体を遮断して、前立腺・尿道の平滑筋を緩める 誤り
(4) タダラフィルはホスホジエステラーゼⅤを阻害して cGMP を増やし、前立腺などの平滑筋を緩める。活性化ではない 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問161(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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