薬物の腸肝循環に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…

薬学理論問題(薬剤) 第173問

薬物の腸肝循環に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。抗菌薬で腸内細菌が減ると腸肝循環が弱まることがあり、腸肝循環により経口投与後の血中濃度が二峰性を示すことがあります。 腸肝循環では、肝臓でグルクロン酸抱合を受けて胆汁に出た薬物が、腸内細菌の β-グルクロニダーゼで元の形に戻されて再び吸収されます。そのため、抗菌薬で腸内細菌が減ると再吸収が減り、血中濃度が下がることがあります。 【ほかの選択肢】 (1) 胆管が閉塞すると胆汁への排泄が減り、消失が遅れて半減期は延びる方向に働く。短縮しない 誤り (3) 静脈内投与でも、薬物が肝臓から胆汁に排泄されれば腸肝循環は起こる 誤り (4) β-グルクロニダーゼが阻害されると抱合体が戻されず、再吸収が減るので、半減期は短くなる方向に働く 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問173(厚生労働省 公表)出典元ページ

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