55 歳男性。ゲーム開発企業に勤務しており、勤務時間中はディスプレイを見ることが多い。1 年前より、目のかすみと視野の一…
薬学実践問題(実務) 第276問
55 歳男性。ゲーム開発企業に勤務しており、勤務時間中はディスプレイを見ることが多い。1 年前より、目のかすみと視野の一部が見えづらく感じたため、眼科を受診したところ、緑内障と診断され、処方1 にて治療している。今回の受診の際、眼圧が高くなっていることを指摘され、処方2 が追加となった。(処方1 )ビマトプロスト点眼液0.03%(2.5 mL/本) 1 本1 回1 滴 1 日1 回 朝 両目点眼(処方2 )チモロールマレイン酸塩持続性点眼液0.25%(2.5 mL/本) 1 本1 回1 滴 1 日1 回 朝 両目点眼〔添加剤〕 ジェランガム、トロメタモールベンゾドデシニウム臭化物、D︲マンニトール薬剤師が行う処方2 に関する説明のうち、適切なのはどれか。1つ選べ。
- (1)処方2 の点眼液を先に点眼してください。
- (2)目のべたつきが持続することがあります。
- (3)点眼後はすぐにまばたきをし、薬液をなじませてください。
- (4)血圧が上昇することがあります。
- (5)2 つの点眼液は、間隔をあけず続けて点眼してください。
正答 (2)
正答は (2)。チモロールの持続性点眼液は涙液中でゲルになるため、目のべたつきやかすみが続くことがあります。
添加剤のジェランガムは、涙液中の陽イオンに触れるとゲルになり、薬を結膜嚢に長くとどめます。このため点眼後しばらく、目のべたつきやかすみを感じることがあります。ほかの点眼液と使うときは、ゲルに妨げられないよう、ほかの薬を先にさし、間隔をあけて(添付文書では少なくとも10分)この薬を後にさします。
【ほかの選択肢】
(1) ゲル化する持続性点眼液は後に点眼する 誤り
(3) 点眼後はまばたきをせず、目を閉じて目頭を軽く押さえる 誤り
(4) β遮断薬で、全身に吸収されると血圧の低下や徐脈が起こりうる。上昇ではない 誤り
(5) 2つの点眼液は間隔をあけて使う 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問276(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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