図は、エチレンへの塩化水素の付加反応における反応の進行度とポテンシャルエネルギーの関係を表している。塩化物イオンが求核攻…

必須問題(化学) 第9問

図は、エチレンへの塩化水素の付加反応における反応の進行度とポテンシャルエネルギーの関係を表している。塩化物イオンが求核攻撃する段階の活性化エネルギーはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2024年(令和6年) 第9問の表
正答 (3)
正答は (3)。2つ目の山は、カルボカチオン中間体に塩化物イオンが攻撃する段階の遷移状態で、中間体(谷)からその山までの高さ E₃ が活性化エネルギーです。 エチレンへの HCl の付加は2段階で進みます。 第1段階:プロトンが付加してカルボカチオン(谷)ができる。活性化エネルギーは E₁ 第2段階:Cl⁻ がカルボカチオンを攻撃してクロロエタンになる。活性化エネルギーは E₃ 第1段階の山のほうが高く、こちらが律速段階です。 【ほかの選択肢】 (1) E₁ プロトンが付加する第1段階の活性化エネルギー 誤り
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(2) E₁-E₂ 中間体から第1段階を逆に戻るときの活性化エネルギー 誤り (4) E₂+E₃ 反応物から見た2つ目の遷移状態の高さで、活性化エネルギーではない 誤り (5) E₄ 反応物と生成物のエネルギー差(反応熱) 誤り 【見分け方】 活性化エネルギーは、その段階の出発点(反応物または中間体)から遷移状態までの高さです。

出典:第109回 薬剤師国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ

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