下図に示すFick の法則に従う細胞膜透過において、薬物の透過速度と反比例するのはどれか。1つ選べ。…

必須問題(薬剤) 第41問

下図に示すFick の法則に従う細胞膜透過において、薬物の透過速度と反比例するのはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2024年(令和6年) 第41問の図
正答 (3)
正答は (3)。Fick の法則では透過速度は膜の厚さ L に反比例し、膜が厚いほど薬物は透過しにくくなります。 図の膜中の濃度勾配に従う単純拡散の透過速度は、次の式で表されます(D:膜中の拡散係数、A:膜の有効表面積、K:分配係数)。 透過速度 = D × A × (C₁ - C₂) / L = D × K × A × (Cₒᵤₜ - Cᵢₙ) / L L だけが分母にあり、ほかはすべて分子にあります。 【ほかの選択肢】 (1) 膜の有効表面積 透過速度に比例する 誤り (2) 膜中の拡散係数 透過速度に比例する 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 分配係数(C₁/Cₒᵤₜ) 脂溶性が高く膜に分配しやすいほど速い。比例する 誤り (5) 膜中濃度の差(C₁-C₂) 濃度勾配が大きいほど速い。比例する 誤り

出典:第109回 薬剤師国家試験 問41(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「必須問題(薬剤)」のほかの問題

  1. 2023年(令和5年) 第51問口腔内で徐々に溶解又は崩壊させ、口腔、咽頭などの局所に適用する口腔用錠剤はどれか。1つ選
  2. 2025年(令和7年) 第48問ある薬物の肝固有クリアランス(CLᵢₙₜ)が肝血流量(Qₕ)と比較して十分に小さい場合、
  3. 2026年(令和8年) 第45問イヌリンを点滴静注するとき、定常状態における血漿中イヌリン濃度(Cₚ)、糸球体ろ過された
  4. 2021年(令和3年) 第42問以下の剤形のうち、薬物の肝初回通過効果を回避するのに最も適しているのはどれか。1つ選べ。
  5. 2021年(令和3年) 第54問図に示す注射剤の容器の名称はどれか。1つ選べ。
  6. 2022年(令和4年) 第51問日本薬局方において、「経口投与する、液状又は流動性のある粘稠なゲル状の製剤」と定義されて

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク