小腸上皮細胞を模式的に示した下図中の1 ~6 のうち、P︲糖タンパク質の局在と基質の輸送方向を正しく表しているのはどれか…

必須問題(薬剤) 第42問

小腸上皮細胞を模式的に示した下図中の1 ~6 のうち、P︲糖タンパク質の局在と基質の輸送方向を正しく表しているのはどれか。1つ選べ。ただし、図中の矢印の向きは基質の輸送方向を示す。

薬剤師 2024年(令和6年) 第42問の選択肢の図
正答 (1)
正答は (1)。P-糖タンパク質は小腸上皮細胞の管腔側(刷子縁膜)にあり、基質を細胞内から管腔側へくみ出すので、管腔側の膜で上向きの矢印の1です。 P-糖タンパク質は ATP のエネルギーを使う排出輸送体(ABC トランスポーター)です。いったん細胞に入った薬物を管腔に戻すため、基質となる薬物の吸収を減らします。 【ほかの選択肢】 (2) 管腔側の膜で両向きの矢印 双方向の輸送で、くみ出しの向きではない 誤り (3) 管腔側の膜で細胞内に向かう矢印 取り込み(PEPT1 などの向き) 誤り
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(4) 血管側の膜で細胞内に向かう矢印 局在する膜が違う 誤り (5) 血管側の膜で両向きの矢印 誤り (6) 血管側の膜で血管に向かう矢印 局在する膜が違う 誤り 【ポイント】 P-糖タンパク質の基質にはジゴキシンやシクロスポリンなどがあり、阻害薬の併用で吸収が増えることがあります。

出典:第109回 薬剤師国家試験 問42(厚生労働省 公表)出典元ページ

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